▲TOP > 健康
新型コロナ感染日記
国内で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されてから4年以上がたち、「5類感染症」になってちょうど一年のこの時期に新型コロナに初めて感染してしまったので回復までの経過を紹介。
現在62歳、男性。
●1日目(2024年4月29日) 前日、登山に行ってきたので、いつものように朝から少し疲れが残っていた。 午後になって少し下痢。 これも前日の登山で疲れたからかなと思っていた。 夕方ころから、さらに体がだるくなってきて、熱が出そうな感じになってきた。 夜、少し寒気がしてきたので熱を計ると38.8℃。 この時は、登山の疲れのせいだと思っていた。 とにかく寝る。食欲ない。脈拍早い。
●2日目(2024年4月30日) 熱は、38~39℃。 もしかしたらコロナかなと思い、家にあった抗原検査キットで検査したら陽性。 PM3:30 念のため近くのクリニック へ行って検査すると、新型コロナ陽性、インフルエンザ陰性。 年配の医者が、「15,000円ほどするけどゾコーバを処方しますか?」と聞いてきた。 ゾコーバというとあの塩野義製薬の薬で、強引に承認されたという記憶がありあまりいい印象は持っていなかった。 「薬はあまり飲みたくないんですが。」と言うと、「それはみなさんそうですよね。でも後遺症とか考えたら飲んでおいたほうがいいですよ。」とやたらすすめる。 「でもやっぱり薬は飲みたくないです。」というと、「私だったら絶対飲みますよ。」と言って私の前に立って一歩も譲らない。 とりあえず、後遺症を予防できるらしいので根負けして処方してもらうことに。 クリニックを出た後、調剤薬局に行ったら、ゾコーバは置いてないから他の薬局に行ってくれと。結局4軒目でやっとあった。 ゾコーバはあまり流通していないのでは。 ゾコーバ5日分(7錠)と鎮痛剤のカロナール(10回分)3割負担で16,310円。高い!! ゾコーバは、初日3錠飲んで、あとの4日は1錠ずつ。 引き続き熱は38~39℃ 。頭痛と鼻水、そして水様便の下痢。 ほとんど食欲がない。 今日食べたものは、パン8枚切1枚分のたまごサンド、リンゴのこま切れ入りヨーグルト1杯。 ゾコーバ3錠服用。
●3日目(2024年5月1日) だんだんのどの痛みが強くなってきた。 経験したことのない焼けるような痛み。 大量の痰が出る。 痰がたまるたびに咳が出て、そのたびに強烈なのどの痛みに襲われる。 咳のたびに、のどを刃物で切られているような、焼かれているような痛み。 たまらず、いつもはなるべく飲まないようにしている鎮痛剤のカロナールを夜1錠服用。 力ロナールを服用したらほんの少しのどの痛みは緩和された。 熱は引き続き38~39℃。辛い。 今日も食欲なし。 8枚切チーズトースト1枚、すりおろしリンご入りヨーグルト一杯。 ゾコーバ1錠服用。
●4日目(2024年5月2日) 引き続きのどの痛みが辛い。 たまらず、またPM2:00にカロナール服用。 PM3:00熱が急に少し下がった。 36.7℃から37.5℃。 脈拍も少し遅くなってきた。 峠は越えたみたい。 少しお腹がすいたのでおかゆ1杯。 夕方には、めちゃくちゃお腹がすいてきたのでうどん一杯。 寝る前にチーズトースト2枚。 まだのどの痛みがあったのでしっかり寝るために夜カロナール服用。 ゾコーバ1錠服用。
●5日目(2024年5月3日) 久し振りにぐっすりねむれた。 朝熱を計ると36.9℃。 のどの痛みも嘘のようにおさまっている。 頭痛や咳、鼻水もおさまっている。 お腹すいたのでおかゆ、納豆、ばなな、牛乳 。 なぜか酸っぱいもの、しょっぱいものが食べたくなる。 下痢もおさまった。 熱 16:00 36.5℃。 ほとんど回復したので、夜から少し起きた。 ゾコーバ1錠服用。
●6日目(2024年5月4日) 熱も完全に下がり、ほんの少し咳が出るだけで他の症状も全くなくなったので、通常生活に戻った。 久し振りに、外に出て20分ほど散歩。 ゾコーバ最後の1錠服用。
●その後 その後、ほんの少しの咳と痰が出ていて、お腹も少しゆるくちょっとだるさがあったけど、発症から2週間後には、心配していた後遺症もなく完治しました。
■感染原因 なぜ感染したかは全く不明。 オミクロン株の潜伏期間は、2~7日 (中央値: 2~3日 )。 発症した日から計算して、その潜伏期間に、思い当たることが全くない。 オミクロン株は、本当に感染力が高い。 油断禁物です。
(2024年05月14日)
|