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ベルランゴ試乗してきた
先日、以前から気になっていたシトロエンのベルランゴに試乗にしてきたので、気になった点などを紹介します。
まず、走り出してすぐ気が付いたのが、ディーゼルエンジンの音(ガラガラ)が結構すること。
気になる人は気になると思うが、個人的には、まあこんなものなのかなと・・・。
ただし、これは走り出しの加速時だけの数秒で、スピードに乗ってしまえば音はしなくなり全く気にならなくなる。
普通に走っていれば非常に静かで、ディーゼルエンジンと言われなければわからないレベル。
動力性能は、1.5Lとは言え、さすがにディーゼルターボなのでトルクは太く加速性能は必要十分。
ちなみにエコモードもついている。
ハンドルは、結構軽いので女性でも苦にならないと思う。
足回りは、非常にやわらかいセッティングになっていてゆったりした乗り心地。
キビキビ感は全くないので、ゆったりのんびり落ち着いて運転する気にさせてくれる。
この車の車幅は、1850mmで結構大きいのだが、運転してみるとそれほど大きさは感じない。
実際は、もう少し小さくて1800mmくらいに感じる。
これは個人的な意見だが、ベルランゴをよく見てみるとサイドモールがボディより結構出っ張ってる。
恐らく、このサイドモールまでの幅が1850mmでボディ自体は1800mm位なんじゃないかなと思う。
とにかく、それほど大きいとは感じない。
ただし、狭い道に入ったら大きさを感じるかもしれないが。
あと、アイドリングストップをオンにしていると、いわゆる「ガックンブレーキ」になってしまう。
最初は、ブレーキのせいだと思っていたが、ブレーキを抜いてもダメなので、アイドリングストップをオフにしてみたらスムーズに止まれるようになった。
恐らく、この車のアイドリングストップは完全に車が止まる前にエンジンが止まってしまうので「ガックン」となってしまうみたい。
これは、不快だし、運転も下手に思われてしまう(笑)ので改善してほしい。
ちなみにアイドリングストップのオンオフは、ボタンがあるわけではなく、モニターを操作するので面倒。
あと、オフにしてあっても、一度エンジンを切るとオンに戻ってしまうらしい。
それから、サンルーフがついているのだが、残念ながら運転席には何の恩恵もない。
以上、試乗してみた感想は、この車はキャンプや旅行に高速などを使ってのんびりゆったり余裕をもって行くにはぴったりの車だなと思った。
近所の買い物や子供のお迎えをメインに使うには、ちょっと違うような気がする。
そういう人には、絶対国産のミニバンが向いている。
スタイリングは、非常におしゃれで実車を間近で見ると惚れ惚れする。
そして、どっしりゆったりとした乗り心地と必要十分な動力性能。
意外と定年退職してこれからいろんなところへ車で旅行をしようと思っているシニアに最適な車ではないかと思った。
そう、まさしく自分がそんな感じだから。
■その他気が付いたところ============== ●サイドミラーの幅が小さい ●センターコンソールが大きすぎて運転席左側が少し狭い ●スライドドアのロック解除が結構硬い ●後席のリクライニングがない ●リアドア開口部 高さ約100cm 中の高さ約96cm(サンルーフ装着車) ・普通の自転車はそのまま縦には積めそうにない。 ●サンルーフが暑そう
(2023年10月28日)
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