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タイヤ規格の見分け方
タイヤの規格についてタイヤの規格には、日本のJATMA(日本自動車タイヤ協会/ジャトマ)、ヨーロッパのETRTO(エトルト)、米国のTRA(ティーアールエー)などがあります。それぞれのタイヤで空気圧ごとの負荷能力が異なりますので、タイヤの規格が変わった場合には注意が必要です。
■JATMA(日本自動車タイヤ協会/ジャトマ)規格一般社団法人 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が定めるタイヤ規格。日本のタイヤメーカーはこの規格を基準にしていますが、一部サイズにおいてはETRTO規格を採用しています。
■ETRTO(欧州タイヤ及びリム技術機構/エトルト)規格欧州タイヤ及びリム技術機構(ETRTO)が定めるヨーロッパのタイヤ規格。ETRTO(スタンダード)規格とETRTO(レインフォースド/エクストラロード)規格の2つの規格があります。
◎ETRTO(レインフォースド/エクストラロード)規格タイヤの構造を強くする(耐圧力を強化する)ことによって、ETRTOスタンダード(STD)規格よりも高い空気圧を入れることができるようにした規格です。
■TRA(ティーアールエー)規格アメリカのタイヤ規格です。四駆専用タイヤなど、一般のタイヤとは異なるサイズや強度の表示方法を採用しています。
タイヤ規格の見分け方タイヤの規格は、タイヤの側面の表示を見ればわかります。
■ETRTO規格タイヤ側面に「E」マーク(正確にはECマーク)があれば、ETRTO規格です。さらに「REINFORCED」や「RFD」、「XL」や「EXTRA LOAD」の表示があれば、ETRTO(レインフォースド/エクストラロード)規格で、「E」マークだけの場合は、ETRTO(スタンダード)規格です。
丸の中にE4と表示されているのがECマーク
エクストラロード表示
■JATMA規格国産メーカーのタイヤで、 ECマークや「XL」や「EXTRA LOAD」の表示がなければ、JATMA規格です。
■TRA規格サイズ表示に「P」とあるタイヤはTRA規格です。
(2019年03月14日)
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