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たとえば、葡萄/大島真寿美



たとえば、葡萄/大島真寿美_1

コロナ渦の中、30歳を前に28歳で会社を退職した主人公、美月のその後の人生模様を描いた作品。いろいろな人との出会いによって自分のやりたいことを見つけていった美月。それはおいしい葡萄ジュースを作ることにたどり着いた。ここにたどり着いたのは、会社をやめたから。やめなければ、こんな人生の展開にはならなかった。一度きりの人生。やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいい。作者はそう伝えたかったかもしれない。独立とかを考えていて迷っている人は、この本が背中を押してくれるかもしれません。この作品を読み終えた後、ネットでこの本の感想の投稿を見てみたら、自分は全く思わなかったが、美月に対する批判が散見された。恐らく批判する人は、美月のような生き方をしたかったが行動に移せずにやらないで後悔している人のように思う。ちなみに私は美月よりも、やりたいことをやって波乱万丈な人生を送ってきました。(笑) 読み終えてから知ったのですが、この作品には前編となる、2冊の作品、「虹色天気雨」と「ビターシュガー 虹色天気雨2」が存在していました。

◆個人的な勝手な評価 ★★★☆☆ (星5点満点中)
(2025年01月14日)




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