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マイケルジャクソン 最期のワールドツアー
先日、マイケルジャクソンが亡くなった。
朝、テレビを見ていたら突然ニュースが流れてきた。 「えっ!!」非常に驚いた。 それからあの頃が蘇りはじめた。
マイケルジャクソンの思い出は、やはり、あのショートフィルムの「スリラー」。
当時大学生だった自分は、世田谷の経堂のアパートで一人暮らしをしていた。その経堂の駅のそばの小さなレストランに、たまに仲間とランチを食べに行った時にそのビデオは流れていた。当時ビデオもあまり普及していなくて(自分のテレビは壊れていて音が出なかった。)強烈な印象を覚えている。
当時、レンタルレコード店で借りてカセットに録音した、「Off The Wall」と「Thriller」は、27年ほど経った今でも、元気に音を出してくれている。
「Beat it」も思い出がある。この曲の間奏のギターソロは、当時ライトハンド奏法で一世を風靡していたヴァン・ヘレンが 弾いていて話題になっていた。自分もその頃バンドをやっていてギターを弾いていたのでコピーをしたのを覚えている。とにかくマイケルジャクソンの曲はかっこよかったのだ。特にリフが最高だった。影響された。
初の来日公演も見に行った。横浜球場だった。 アリーナ(グランド)だったのはよかったが、後ろのほうだったのでマイケルジャクソンが2cm位の大きさに見えていたのを覚えてる。
それとなんとなく2回見に行ったような気がしていたので、Webで調べてみると、初来日が1987年で、次の年の1988年にも来日していて東京ドームで公演している。日程を見て当時の手帳を見てみると「マイケルジャクソン」と書いてある。やはり2回見に行っていたが、2回目の東京ドーム公演はあまり覚えていない。その後何回か野球を見にドームには行っているが、あの出口の風圧を最初に受けて驚いたのは、もしかしてマイケルジャクソンの時かもしれないとふと思う。
「BAD」のアルバムもよかった。確か当時の情報によると、このアルバムのために100曲ほどレコーディングして10曲に絞ったと聞いた。
このアルバムが自分の持っているマイケルジャクソンのアルバムの最後である。
自分が音楽活動をやめてしまって音楽をあまり聴かなくなったのもあるが、その後のマイケルを見かけるのは、たまに報道されるスキャンダルくらいだった。
ロンドン公演が予定されていたことも今回はじめて知った。 本当にやる予定だったのだろうか?
マイケルジャクソンは、ミュージシャンでありアスリートであると思っている。 あのダンスあってのマイケルジャクソン。 50歳であのパフォーマンスはできたのだろうか? 12年振りと言っていたが、そうすると最後は38歳。野球選手でも引退の歳である。 普通のミュージシャンなら、楽器を弾きながらとか歌えばいいので歳をとってもできるが、マイケルジャクソンはそれはできない。 本当にロンドン公演をやる予定だったのだろうか?
突然の訃報が世界を駆け巡った。 世界各地で往年のマイケルジャクソンの映像が放映されている。 もしかしたら、これがマイケルの希望する最期のワールドツアーなのかもしれない。 テレビに映し出されるダンスとサウンド。 今見てもやはりカッコいい。 やっぱりマイケルジャクソンは、あの日のままがいいのかもしれない。
マイケルジャクソン、永遠に。
カセットテープしか持っていないので、CDとDVDを何枚か買う予定。在庫あるのかな?
(2009年07月01日)
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